ひどい暴利なの!?本当のホストクラブの原価率はどのくらい?

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ホストクラブと言うと夜の商売特有の原価率の低さがよく話題に上がります。お店の中では仕入れ値の10倍以上の価格で販売していることも珍しくありません。

ではこの金額は本当に暴利と言えるほどのものなのでしょうか。今回の記事ではホストクラブにかかる本当の原価率を元にホストクラブの値段は適正なのか見ていきたいと思います。

ホストクラブの原価はお酒の価格だけではない。全て含めた原価率は?

まず第一にホストクラブにおいて一番高いのはお酒などの商品の仕入れ値ではありません。

というのもホストクラブではお酒自体だけの価値を売るわけではなく、様々な費用を加味されて販売されているのです。

通常、お店の利益は以下のように計算します。

『売上-商材の仕入れ値=売上総利益』

なので普通は仕入れ代を原価と呼ぶわけですが、実際にビジネスにおいて重要なのは売るまでの金額です。

つまり、お店にとっては実質的な原価率をキチンと把握して設定していなければなりません。

『売上-実質的な原価(お酒の仕入れ値+人件費+お店の固定費)=営業利益』

実質的な原価にはお酒の仕入れ価格に加え、ホストたちの人件費とお店の固定費を足した金額が加算されているのです。

新宿歌舞伎町のホストクラブの一か月あたりの賃料はどこも100万円以上です。さらにホストクラブ運営のための内勤の人件費、内装工事費、日々の運転資金、イベント準備費用などがかかります。

それにホストクラブは実力主義のため、ホストたちの還元率が50%を超えています。

なので、ホストクラブの原価率というのはよく5%~20%程度の暴利と言われていますがその実、一般企業と同じくお店の利益率は5%~10%あるかないかというところも少なくないのです。

少なくても一般的な飲食店の原価率は30%程度が目安と言われていますが、ホストクラブという特殊な雇用形態や慣習や家賃などを鑑みると売上に対してのお酒などの商品自体の原価率は低くならざるを得ないのです。

ホストの給料を下げれば原価率は上がるけどホストの質は下がる傾向に

ホストというのは、夢を見る若者たちが全国から訪れます。その人材の質はやはり高い報酬を出すお店に流れていきます。

地方アイドルでも異常な可愛さだったら都会からのオファーがあるのでしょう。大阪で売れた面白いお笑い芸人も東京でも活躍していきます。

安いホストクラブは全国を探せばあると思いますが、それだけ価格に見合ったサービスになる可能性は高いのです。

例えば同じ曲を歌う歌手のコンサートに行くとして、無名の新人と大物歌手が同じチケット金額だったらどうでしょうか?おかしいと思いますよね。

芸能人などの人気商売と同様、ホストクラブにおいて提供されるモノの価値だけで原価率を求めるのはナンセンスなのかもしれません。

いかがでしたか?

ホストクラブにおける原価率は5%~20%程度と一般的な飲食店と比べると非常に低いのが一般的ですが、そこにはホスト個人のサービスや魅力へ払う価値とお店の固定費などの経営に必要な金額が加算されています。

それでも「ホストクラブの原価率の低さに納得できない」という方は、サービスと魅力にそれだけのお金を払っても良いと思えるホストと出会いにホストクラブに訪れてみてはいかがでしょうか?

Yorubiz編集部

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